災害時に備えておきたいアイテム 5選【最新版】

地震、火災、台風、噴火などの自然災害が発生した際、避難生活を支えるために役立つアイテムを厳選してご紹介します。

いざという時に慌てないためにも、日頃から備えておくことが大切です。

ここでは、災害時に本当に役立つ「備えたいもの」を価格や安全性、選び方のポイントと共に紹介します。

【災害時に役立つアイテム ベスト5

1. モバイルバッテリー(大容量タイプ)

スマートフォンは安否確認や情報収集の生命線。

停電時も安心できる10,000~20,000mAh程度のモバイルバッテリーを1人1台は備えておきたいところ。

【相場価格】:3,000~5,000円前後(国内ブランド製)

【注意点】:あまりに安価な海外製品は、発熱・発火のリスクがあります。PSEマーク付きなど、日本の安全基準を満たすものを選びましょう。

2. 簡易トイレ・トイレットペーパー

水道が止まるとトイレはすぐに使えなくなります。臭いの軽減や衛生面からも凝固剤付きの簡易トイレを人数分備蓄しましょう。

【相場価格】:50回分で2,500~4,000円ほど。1日5回で計算すると、大人1人で10日分程度。

【入手場所】:最近ではホームセンター、イオン、ドラッグストア、ネット通販でも購入可能。比較的入手しやすくなっています。

3. 保存食・飲料水(最低3日分)

政府推奨は「最低3日分」ですが、可能であれば7日分あると安心です。1人あたりの目安は、水3L/日、食事3食/日です。

【保存食の例】:

  • レトルトご飯やおかゆ
  • カレー、シチューなどの温め不要なレトルト食品
  • 缶詰(魚、果物、パンなど)
  • 栄養補助バー、乾パン
  • フリーズドライ食品(味噌汁、リゾットなど)

【1万円で確保できる日数】

一般的な防災食セット(5年保存)は、1万円で大人1人・5〜7日分の食料と水を確保可能です。セット商品でまとめ買いするとコスパも良いです。

4. 懐中電灯(手回し兼ソーラー式)

停電が長引いた際の必需品。手回し+ソーラーのハイブリッド式は電池が不要で安心。

【相場価格】:1,500~3,000円程度

【特徴】:一部の製品にはスマホ充電機能やラジオ付きのものがあります。

【安全性】:PSE取得済の日本メーカー製や、レビューの多いものを選ぶと安心。明るさ(ルーメン)や防水性能の有無もチェックしましょう。

5. 応急手当セット・常備薬

災害時は病院に行けないこともあるため、自宅用の救急セットは必ず用意しましょう。

【揃えたい応急処置用品】

  • 包帯・ガーゼ・消毒液
  • 三角巾(骨折時の固定用)
  • 絆創膏・滅菌パッド
  • はさみ、ピンセット
  • 体温計、使い捨て手袋

【市販薬の例】

  • 解熱鎮痛薬(例:ロキソニン、カロナール)
  • 胃腸薬(正露丸やガスター10など)
  • かゆみ止め、虫刺され薬
  • 風邪薬
  • アレルギー対応薬(抗ヒスタミン薬)
  • 下痢止め、整腸薬

※持病がある方は普段の薬を最低7日分確保し、服用中の薬の内容を記載した「お薬手帳」を携帯しておくと安心です。

まとめ

これらのアイテムは1つにまとめて「防災バッグ」として玄関や寝室などに常備しておきましょう。

特に「いつもの生活を最低限維持できるもの」を意識して選ぶと、実際の避難時に大きなストレスを減らすことができます。

また、定期的なチェックと使用期限・バッテリー残量の確認もお忘れなく!

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