もしも噴火が起きたらどうする!?噴火被害が発生したら〇〇保険!

火山灰による被害について

先日テレビの特番で、『もし富士山が噴火したら、、』といった放送を目にしました。

溶岩は一都三県には影響ないだろうと思っていたのですが、どうやらそうでもないらしいのです。

溶岩より火山灰の被害の方が影響が大きいそうで、下記のような被害が想定されるようなのです。

①火山灰は東京・神奈川でも10センチ近く積もる可能性があります!

火山灰は雪の5倍近い重さになるようで屋根に積もると家が重さで潰れる可能性があります。

積雪10センチでは甚大被害は考えづらいので、勘違いしやすいのですが火山灰は注意が必要です。

また最悪の相性になるのが火山灰と雨だそうで、火山灰には無数の穴が開いているので水をグングン吸って、5倍どころでは済まないとんでもない重さになってしまうようです。

②火山灰が原因で大停電や帰宅困難が起きる可能性があります!

送電線に火山灰が積もることで電流がショートしてしまい大停電の可能性があります。

また実は電車の線路にも微弱な電流が流れており、それによって電車がどこにいるのか把握する役割があるそうなので、それらもダメになってしまうので電車の運行がストップしてしまうのです。

③火山灰が宅内に侵入すると〇〇が壊滅的な被害を受ける!?

火山灰が宅内に侵入すると人体への影響ももちろんありますが、特に電化製品へ深刻なダメージが発生する可能性があります。

これは火山灰は、つまり灰ですから粉末やほこりのようなイメージ持たれている方も多いと思います。

しかし、実は火山灰は小さなガラスの粒子で出来ていますので、電化製品の中に混入してしまうとショートの原因になり、最悪の場合ほとんどの電化製品が壊れてしまう可能性があるそうです。

また火山灰は窓を閉めているだけでは隙間から侵入してしまうそうで、養生テープで隙間を塞ぐなどの応急処置が必要になるそうです。

噴火や火山灰の被害は火災保険になる?

火山噴火での損壊、延焼や飛来した火山灰による被害は、残念ながら火災保険では補償の対象外になります。

噴火のよる被害は地震保険の補償範囲になりますので、『地震保険』へのご加入がある場合は補償の対象となる可能性があります。

また地震保険は火災保険のように実損払いではないため、保険加入していても修復に必要な費用がすべて補償されるわけではありませんのでご加入の際はよくご確認いただくことが重要です。

地震保険は、火災保険とセットでご加入いただけます

地震保険は、火災保険とセットで加入することができます。

単独で入ることができないので、必ず火災保険と一緒に契約しなくてはなりません。

また地震保険は国と共同で提供していますので、地震保険料はどの保険会社でも変わりません。

地震保険とは建物・家財のそれぞれでご加入が可能で、建物のみのご加入だった場合では、『家財(電化製品含む)』は補償を受けられないことです。

地震保険も火災保険と同様で建物・家財のそれぞれで火災保険とセットで加入することができます。

仮に地震や噴火で家財道具に被害が発生した場合、損害状況に応じた補償を受けるには家財の地震保険(地震保険のみの単独加入不可)にもご加入済みであることは注意しなくてはなりません。

最後に噴火発生元と距離のある首都圏にご住まいであっても、噴火による被害が起きうるということは念頭に置いておく必要がありそうです。

加えて、いつ来ても大丈夫なように水・トイレ・食料、隙間を塞ぐための養生テープ等は余裕を持った備えがあると安心ですね。

また細かな部分を省いてますので具体的なご質問、ご不明点があればお気軽にご相談くださいませ。

※火災保険料は引受保険会社により、保険料が変わりますのでご注意ください。

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