【要注意!】Emotet(エモテット)の脅威について

Emotet(エモテット)ってご存知でしょうか?
皆様はEmotet(エモテット)をご存知でしょうか。主にメールを感染ルートとして広まったマルウェアの一種です。
そもそもマルウェアというワードを最近良く見るようになりましたが何なんでしょうか。インターネットウイルスとどう異なるのでしょか。マルウェアもウイルスも技術的には異なる定義がなされていますが、どちらも同じ意味を持つ言葉として使われます。
マルウェアというのは、あらゆる悪意のあるソフトウェアを総称した呼び方です。一方ウイルスとは、ウェブサイトやメール・フラッシュドライブ等を通じて拡散され、感染すると他のプログラムにコードが挿入されることで増殖し、コンピューター事態に悪さをするマルウェアの一種なんですね。
このマルウェアの中でも、特にご注意いただきたいのが『Emotet(エモテット)』なんです。Emotet(エモテット)は、主にメールを感染ルートとして広まっているマルウェアです。Emotetに感染するとアドレス帳や個人情報、感染した端末のログインID、パスワード、クレジットカードの情報など漏洩する可能性があります。
ログインIDやパスワードなどの認証情報が盗まれてしまうと社外から社内のネットワークへアクセスが可能になってしまい、より機密で重要な情報が漏洩するリスクがあります。
Emotet(エモテット)による被害
Emotetに感染した端末は、ほかのマルウェアにも感染しやすくなるといわれています。
特に『ランサムウェア(身代金要求ウイルス)』という強力なマルウェアに感染すると、コンピューターがロックされ、端末内のデータやファイルが暗号化されてしまい、所有者が操作することが不可能な状態になります。
所有者は元に戻すための金銭(身代金)を要求されたり、抜き取った情報を暴露する旨の脅迫を受けたりすることもあります。
被害の拡大
またEmotetの恐ろしい点は他にもあります。それは感染したPCを踏み台にして増え続ける機能を持っていることです。
例えばある社内のコンピューターの1台が感染するとしましょう。それはネットワークを通じて社内のあらゆる端末とつながっているわけです。この宅内、あるいは社内ネットワークで繋がったほかの端末にも感染してしまうのです。
盗み出された認証情報をもとに、送受信履歴のある宛先に対してEmotetの不正メールがばらまかれるリスクもあります。ネットワークでつながる取引先などの、社外にも被害が拡大してしまうと、企業の信頼がを失うことにもなります。
警視庁でも注意喚起をおこなっております。
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